BAC lightning MK6
BAC Lightning 戦闘機はBACに統合される前のイングリッシュ、エレクトリック社(E.E)によって1954年に開発された試験機P.1Aを原型として、イギリス初の超音速ジェット戦闘機として誕生した。特徴の有る縦長の胴体には上下にRRエイボンエンジンが装備されているが、これは双発で前面投影面積を最小にするために考案されたレイアウトだったが、胴体には燃料タンクスペースが殆ど無くなり、又、中翼のため長い脚を必要としたため、翼内にもタンク容量を設ける事ができず、胴体下に大きな膨らみを設けてタンクスペースとした。補助燃料タンクも長い脚のため、翼下に設けられず、翼上に取りつける奇妙な構成となった。見た目の奇妙さ?にもかかわらず、イギリス唯一のマッハ2級の戦闘機としてミサイルを装備しイギリスの防空の任に就いた。サウジアラビア空軍、クウェート空軍でも輸出使用された。イラストは1967年頃イギリス中部ビンブルック基地所属のライトニングF.MK6。 どうも鯉幟を思い出してしまいます。 |