Douglas DST (Douglas Sleeper Transport)
Douglas DSTはAmerican Airlinesの助言のもと、アメリカ大陸を夜間横断する寝台機としてDC-2をベースに胴体の拡幅などの改良を加え開発された。キャビンには寝台を14床装備、ロスアンジェルスーニューヨーク間に1939年に就航した。この寝台の代わりに座席を21席配置したものが近代輸送機の先駆DC-3であり、こちらは軍民各型合わせて総生産数約11000機に及ぶ。DSTは左舷後方にドアが無いことに加え、胴体には2段ベッドの上段採光窓が並ぶ
エンジン:(DST-217C) Wright Cyclone R-1820 1200hpX2 (DST-A Pratt & Whitney Twin Wasp ) DST生産機数:21
このAmerican Airlines のDST"Flagship Monterrey" NC28325は大戦中に徴用され、C-49E 42-43622に改装され、徴用解除後はDC-3に改装されて民間登録N15583を経て
N272L.になったのち、廃棄されている。 |