Curtiss SB2C-4 Helldiver
空母搭載時の効率を重視して極端に全長を短くしたため、機体後半から垂直尾翼にかけての繋がりは見た目も不自然ですが空力的にも安定せず、最後までトラブルをかかえていました。
飛行機の運命は登場したタイミングが大きく影響し、もっと洗練された機種が登場時期に恵まれずに消えて行くこともあります。ヘルダイバーはその点、旧式化したドーントレスの唯一の後継機として期待を受け、欠点を改修しながらなんとか実用化し太平洋戦争後半で活躍することになりました。 姿形も強引ですが、それを強引に実用化してしまう事に当時のせっぱつまった状況がうかがわれます
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