Heinkel He111H

He111は高速旅客機という名目で開発されたが、本来の目的は戦闘機の追随を許さない高速爆撃機であった。機首銃座はパイロット視界確保のため、右にオフセットされている所も本機の特徴である。スペイン内戦ではその高速性能を発揮したが、第2次大戦では敵戦闘機の性能も向上して、防御火器の貧弱さも重なり、ハリケーン、スピットファイアーなどにより大きな被害を出すことになってしまった。

全長:16.38m 全幅:22.6m 発動機:Junkers Jumo211A 1000hpX2 航続距離:2250km 最高速度:405km/h、武装:7.92mm機銃X3、爆弾2000kg 乗員:5名  初飛行:1935年 総生産機数:5656機(各型合計)
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