三菱 Ki-30 九七式軽爆撃機

陸軍最初の胴体内爆弾倉を持つ低翼単発軽爆撃機で、競合機の川崎九八式が液冷式エンジンを採用して苦労したのに対して星型空冷エンジンを採用し手堅くまとめた設計です。稼働率、実用性も高く中国大陸戦線で実績をあげましたが、旧式化で早い時期に第一線を退きました。
陸軍機の中には地味な印象の機種が多いですが、この九七軽爆はその中でも筆頭格?の機種です。特徴の無いのが特徴ともいえる機種。華はありませんが堅実な設計で配備現場での評価は高かったそうです。
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