Macchi C200 Saetta
第2次大戦初期のイタリアを代表する戦闘機。シュナイダートロフィーのMC72で有名な設計者であるマッキ・カストロディによるイタリア空軍最初の低翼単葉機で1937年に初飛行した。視界を良くするため操縦席を高い位置に配置したちょっと猫背の胴体と楕円翼の尾翼がたいへん美しく、イボイボ状のシリンダーヘッドカバーが独特の個性を発揮している。低馬力ながら高性能で、30%も馬力の勝るハリケーンより優速であった。初期型では密閉式風防であったが、後期型では半開放式に改められている。 Saettaとは雷電の意味。日本の雷電、アメリカの雷電(P-47)どこか皆似た印象が有る。
発動機:Fiat A74 870hp 最大速度:488km/h 航続距離:870km 武装:12.7mmX2
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