Messerschmitt Me209 V5
メッサーシュミットBf109の後継機として開発され、同じ名前のMe109V1~V4速度記録機とは全くの別機である。環状ラジエターを装備し、高高度性能向上のためBf109より主翼を延長、主脚はトレッドが狭くBf109の欠点だった外側引き込みではなく内側へ引き込む方式に変更される。機体部品をBf109と共通化して開発期間を短縮しようとするものの、改修を重ねるうちに最終的には共通性はほとんどなくなる。様々な改修をしたものの最高速度はBf109と大差無く、1944年4月に開発中止となる。発動機:DB603G(1900Hp) 最大速度:678km/h 実用上昇限度:12000m
Fw190に対するTa152のメッサーシュミット版というところでしょうか。Me209というと速度記録機を思い浮かべますが、同じ機名の別機種がこのV5以降のシリーズです。なぜ同じ機種名を使ったのかわかりませんが、それぞれ意味は違いますがBf109の後継機という趣旨が含まれているのだと思います。
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